千葉店㋑です

今日は「バルブスプリングコンプレッサー」という工具を
紹介してみたいと思います。

シャコ万力のような形状ですがちょっと違います。

SSTと呼ばれる部類の工具ですが、SSTとは何ぞや?という方に。
「Special Service Tool」の頭文字を取ったもので
訳すと「特殊整備工具」という意味です。

昔はそう簡単に手に入る物では無かったそうですが、
現代では色々なところから販売されていて、比較的簡単に手に入ります。
安価な物から高級な物までピンキリです。
中には自作してしまう強者もいるみたいです。。。

そして「バルブ」とは何ぞや?という方に。

エンジン内にある「吸気」「排気」を制御しているパーツです。
吸気・排気とは何ぞや?という方に。

まずはガソリンエンジンの仕組みはざっとこんな感じになります。

車が加速するときは空気をいっぱい吸い、とろとろゆっくり走るときは
空気をあまり吸いません。
これは、エンジンに必要な出力に応じて空気の量を調整し、その空気の量に応じて
燃料を噴いて空気と混ぜるためです。

燃料と空気が混ざったものを混合気といいます。
この混合気がピストンを動かし、クランクに伝わり
車軸や歯車にその動力が伝わり、回転する仕組みです。

この「バルブ」が吸気や排気の動作を制御しています。
バルブの上にもまだパーツが存在し、
それがバルブを押し動かすのですが、
今回はそれについてはあえて触れずにおきます。

押されたバルブが開きっぱなしにならないために
バルブの上部には戻りバネが装着されています。
そしてこのバネとバルブを繋ぐ部分を分解する工具が
「バルブスプリングコンプレッサー」です。

※セッティング方法

バルブの大きさに適したアタッチメントを取り付けます。

反対側も同様に。
今回のセットにはネジが2種類付いていました。

※使い方(拾いもの画像でスミマセン)

まずはこのようにセットします。

ハンドルを回してバネを押し下げていきます。

バルブコッタという割りピンのようなパーツが出てくるので
それをマグネットなどで外します。

コッタを外し、SSTを緩めるとバネが伸びるので
後は上下からバルブとバネ、バネカバーを外せば分解完了です。

組み付ける場合はこの作業を逆から行うといった感じになります。

何故バルブを分解するかというと、
バルブ本体やポート(穴の中)にカーボン(すすのようなもの)
が堆積して動きを悪くしたり通りを悪くしたりする場合があります。
それらをキレイにして磨き上げる、もしくはパーツを交換する事で
不調を解消する効果が期待できるためです。

知っている限りでは上記の状態しか知りませんが
動き続ける場所なので劣化や摩耗もあるかもしれませんね。

エンジン内にはこういったギミックがたくさんあり、
本当に面白いし考えた人は凄いなぁと思います。

あまり頻繁ではありませんが、たまーーーーにこういった
SSTが入ってくることもあります。

もちろん買取も喜んでさせていただきますので
ご不要の工具があればまずは寄楽屋各店までお問合せくださいませ♪

※ちなみにDIYメンテを行う場合は自己責任でお願いします。
心配な方は必ずお近くの整備屋さんにお願いしてください!!

それではまた☆

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